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Order展、有難うございました**

こちらは、Order展終了のご挨拶用に書いた記事です。

かなり遅くなっての更新となってしまい、申し訳ありません。

来ていただいた方にも、見たいなと思ってくださった方へも、

会場の雰囲気を少しでもお伝えできたらと思います。

***

こんばんは、三月micanです。2016年9月、6日間に渡る個展が無事に終了いたしました。

ご来場くださった皆さま、展示のことを気にかけてくださった皆さま、本当に有難うございました!

今回はお写真も沢山撮るよう心がけたので、

自分でも見返しながら、皆さんと会場の雰囲気を共有出来たらと嬉しいです^^*

***

「    Order展  -フェアリーテールに耳を澄ませて-   」

会場をあたたかく、そして華やかに飾ってくれた花束です^^*

別々の方が、それぞれ「みかん色」を選んでくださって嬉しかったです。

妖精が住んでいるようなランプも、会場をずっと見守ってくれていました。

メインビジュアルの、『フェアリーテールに耳を澄ませて』の展示の様子です。

今回の個展用の作品の額装は、クリアなもので統一しました。

ついつい紙の端っこまで絵を描いてしまい、それを隠したくない・・・

という想いと、妖精たちの透明感にはこれがぴったり!と選びました。

お手紙にこの子の絵を描いて添えてくださる方がいらっしゃったり、

今までの作品では思い切ったお値段を付けていたのですが有難くもお迎えいただいたりと、とっても想われた子だったなと思います。

そういえば、と気づいたのですが、私はあまり大きな絵で描いた子を大きな絵でもう一度描く、ということをしません。理由としては、キャラクターとして描いているというよりも、絵そのものが本編の、一つの物語、という感覚があるからかな?と考えたりもしますが、まだ自問自答中のテーマだったりします。

改めて、その子やその物語と向き合う、ということが出来たりして、一度出逢った子たちをまた描くことが出来たら良いなあとは思いつつ。

今はまだ、この子が生まれ、そして旅立っていった・・・という寂しさと切なさでいっぱいいっぱいだったりします。でも、その痛みの感覚を感じられること、とても幸せです。

(つい端の方まで描いてしまった部分。お気に入りです)

クリアボードに挟まれることで、ちょうどルーペ越しに妖精たちを覗きんこんでいるような感覚もあって、やっぱりこれで統一して良かったなあと、振り返って見て、そんな風に思いました*

『人魚の水時計』展示の様子です。

一度、一から描き直して出来上がった子です。

個展が終わった後も「原画で見てみたい」と声をかけていただくことも多い子です。テーマとしても、モチーフとしても、描きたいことをぎゅっと詰め込むことが出来て、(逆に、要らないものはサクっと取り除いて)描き直して仕上げて良かったなあと感じています*

(2017/7/22迄、「青零し展」という合同展でも展示させて頂いています。初めての個展をしたイココチさんでこの子を展示出来て個人的にとても嬉しかったりします)

『心の輝き あるところ』展示の様子です。

" ただ「好き」 と そのことだけ受け入れられたら いいのにね "

愛称は「こころちゃん」 です^^*

ちょうど制作中に一番自分に切実に迫っていたテーマで、今回の展示作品の中では、

一番すんなりと生まれてきてくれた子でした。

彼女からの「大丈夫だよ」の声に支えられて、なんとか個展を迎えられた部分も大きいです。

原画のご感想や、ポストカードなどでもご好評をいただいて嬉しかったです。

派手な子ではないけれど、"「フェアリーテールに耳を澄ませて」らしい" 輝きを持った子だなあと思います。

新しいお家で、彼女のOrderが今日もきらきらと、彼女らしく輝いていると良いな。

コラボコーナー「ラドライドの双眼鏡」の展示の様子です。

全体のお写真です。8名の作家さまをお呼びして、ラドライドという旅人が覗いた、さまざまな妖精の世界、という物語をもとにミニ原画を描いていただきました!

『ラドライドの双眼鏡』参加作家さまーあいうえお順ー 

どの作家さまも、思い思いの妖精を描いてくださり、

可愛らしかったり、童話の空気感が素敵だったり、美しかったり・・・

そして、皆さまそれぞれに「Order」の要素も作品に落とし込んでくださり、本当に素敵なコーナーになりました*本当にありがとうございました!

他の作家さまの作品をお迎えいただく時は、こんな幸せな瞬間を私が体験してしまって大丈夫なのかなと心配になるほど。お迎えされる方の、きらきらとした表情が印象強く残っています。コラボコーナーの中で見る、皆さんの好きな作家さまの作品という形も楽しんで頂けて、そのこともとても嬉しかったです!

コラボコーナーのミニ原画は、基本的にその場でお持ち帰りしていただくようにさせて頂いていました。そんな中、初日にお迎えいただいた方から、個展最終日までぜひ飾ってくださいというお心遣いを頂いたりと心温まる出来事もありしました。(おかげさまで最終日までコラボコーナーの展示をたくさんの方に見ていただくことが出来ました。ありがとうございました^^*)

ご参加くださった作家さま、コラボコーナーをお楽しみくださった皆さま、たくさんの物語を本当にありがとうございました**

*既存作品のコーナー*「MagiC*PanCake」展示の様子です。

既存作品展示コーナーの様子です。

イースター個展で描いた作品も展示していました!

二度目の展示になる「夢度りの少女」さん。

「この子が一番可愛い!」

と目を輝かせて伝えてくださった方のもとへとお迎えされました。

その一言がなんとも、ぎゅうーっと。心に強く残っています。

この方のもとへ行くために生まれてきたのかい?と問いかけたくなるほど、良かったね、良かったねと送り出しました。ああ、作品がお迎えされるって、こういうことなんだなあ、と改めて感じました**

頂いたお菓子と一緒に撮影したご感想ノート。

お一人お一人が手書きで綴ってくださったご感想は宝物です。

雨がしとしとと降る日もあったなあと。お写真を見ながら思い出しています。

お足元のわるいなかもお越しくださり、本当にありがたかったです。ありがとうございました!

Order展の様子はこれで以上となります。

見てくださり、ありがとうございました^^*

「三月micanの作品」というのがどういうものか、物凄く考え、

そして展示や展示の期間を経て、物凄く感じる個展になりました。

この後、もう一つの個展、「door」の世界を抜けたら、また新たな旅が始まります。

夜空のスクリーン、海辺に舟を浮かべて、みんなが思い思いの物語を映し出す世界。

2017年8月6日より、三月mican個展「星空シアター」が開幕です!

場所は東武練馬駅です。今度は今までの中で一番駅から近いので、道のりも分かりやすいと思いますっ!

ブログを通して、一緒にOrderの世界を旅してくださった皆さまも、

よろしければ是非お出かけくださると嬉しいです(*˘︶˘*).。.:*

それでは、また新たな夢の世界でお逢い出来ますように**

2017/7/12 三月mican

Order−−−それは、妖精に生まれた彼女らの、生まれながらの、役割。

妖精たちの小さな囁き声が、明る方へ、導いてくれますように。

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